iPhone 2台目SIMありなし同期させる?しない?
iPhone 2台目をどう使ったらいい?
この記事をご覧になっているってことは、新しいiPhoneを購入しましたか?う、羨ましい!
新しいiPhoneに感動していることでしょう。
iPhoneのデータを引っ越して、古いiPhone(SIMなし)を初期化しましたか?それとも初期化しないでそのままの状態ですか?
これまで使っていたiPhoneを使わないのはもったいない感じがしますよね。
iPhone が2台の状況は、ひとつはSIMあり、もう一つはSIMなしで2台でしょう。または、SIMあり2台ってこともあるでしょう。
2つのiPhoneを「同期したほうがいいのか」「同期させないほうがいいのか」について考えてみましょう。
同期には「メリット」と「デメリット」があります。
目的がハッキリしていると、どちらを選択してもメリットです。
SIMが無いPhoneは、「SIMなし」の表示がでますが、もう使えないと思いますよね。iPhoneはSIMが無くても「電話」「キャリアメール」「SIMを使ったインターネット」以外、すべての機能が使えます。

新しいiPhoneにしたから、これまで使っていたiPhoneは要らないね。

これまで使っていたiPhoneはどうするの?

そうね。どうしよ。どうせ使えないんでしょ?

違うわよ。同期して使う?それとも同期しないでおく?

え?なにそれ?どっちがいいの?
SIMなしiPhoneをそのまま使いたい場合、SIMがあるiPhoneと同期したほうがいいのか?同期させないほうがいいのか?
または、売ったほうがいいかな?(高価買取をしてくれる専門店を記事の最後に紹介しています。)
最初に、そもそも同期とはどういうことなのでしょう。
2台のiPhoneがそもそも同期するのはなぜ?
同期したiPhoneを2台持っていると、不思議なことがおこります。
同じメールが2台のiPhoneに入ってきます。(※SIMなしiPhoneがWi-Fi接続している場合)
どちらかのiPhoneで写真を撮ると、もう一つのiPhoneにも撮った写真が入ってる!ではありませんか!(※iCloudに写真を保存している設定の場合)

あれ?同じメールが2台に入ってる!どーして?

他にもあるよ。フェイスタイムも2台同時に着信するのよ。

えー!どーして?
iPhone 2台が同期するとどうなるの?
2つのiPhoneが同期すると以下のことができます。
- SIMがあるiPhoneとSIMなしiPhone 2台が同じメールを受信する。
- フェイスタイムが2台同時に同じ人から着信が入る。
- カレンダーに予定日を入力すると、もう一つのiPhoneでも同じ予定日が入る。
- アプリをインストールすると、もう一つのiPhoneでも同じアプリがインストールされる。
- 音楽をインストールしたら、もう一つのiPhoneでも同じ音楽がインストールされる。
- 保存していた写真を削除すると、もう一つのiPhoneでも同じように削除される。
なぜ、このようなことが起こるかと言うと、
iPhoneのシリーズ(7,X,SE,12,13)が違っても、アップルが製造した「iPhone」だからこのような現象が起こります。
iPhoneだけでなく、iPadやパソコンのMacも複数持っていると同じ現象が起こります。
これが、同期です。
iPhoneを2台、あるいは2台以上持っている時でも、iPhoneすべてが同期します。
なぜ、このように同期するのでしょうか。
同期する原因。それは2台とも同じ「アップルID」を使っているからです。
「Apple ID」について詳しく知りたい場合は下記よりご覧ください。
同期させたいとき
完全に同期させたいときのiPhone設定
「iCloud」をタップした画面で、「写真」「iCloudバックアップ」「キーチェーン」「プライベートリレー」などいくつかの項目が表示されています。右側にはボタンがありますね?
同期させたい項目のボタンをONにしましょう。
- 写真
- iCloudバックアップ
- キーチェーン
- 連絡先
- メモ
以上の項目は、万が一無くなると困る最低限度の項目です。
メインのiPhoneが水没や紛失などのトラブルには、この同期項目は大変助かります。
SIMなしiPhoneにこれら同期した項目が残っているからです。
SIMなしiPhoneは、SIMが無くてもWi-Fiに接続できます。
同期するさせる場合は、「SIMなしiPhone」Wi-Fi接続をONにして常にインターネット接続をしましょう。
「SIMなしiPhone」をWi-Fi接続しているときは常に「同期」します。

じゃ、同期させたくない場合は、Wi-Fi接続をオフにすることで、同期できなくなるね。

そうね。でも、この方法だと、SIMなしiPhoneのWi-Fi接続をオンにしたら、再び同期してしまうの。
では、完全に同期させない方法を紹介します。
2台目iPhoneを同期させない方法
別々のApple IDを使う
先にも述べましたが、同期するのは2台のiPhoneで、「同じアップルID」を使っているからです。
同期させないベストな方法は、2台のiPhoneを別々のApple IDを使うことです。
別々のApple IDを使う最大のメリットは、iPhoneを事実上「2台」所有することになります。
SIMなしiPhoneのアップルIDを新規に作成するのがおススメ!
2台のiPhoneを同期させない、つまり事実上2台のiPhoneを持つためには、メインでないiPhone(SIMなしiPhone)のアップルIDを新規に作成することです。
別々のAppleIDなので、同期することはありません。
この場合、2台目のiPhone(SIMなしiPhoneなど)は、それぞれ新規のiPhoneとなります。
別々のアップルIDということは、それぞれのiPhoneのiCoudのデータ保存量が、無料でそれぞれ5Gです。
2台分ではiCoudデータ保存容量は、なんと!10Gです!!
お得じゃいか!!!
iPhoneをアップルIDなしで同期させない方法はあるのでしょうか?
それは、残念ながらございません。
同じApple IDでiPhoneを同期させない方法はあるの?
一応できます。その方法はあまりおススメしませんが、紹介します。
2台目iPhone(SIMなしiPhone)をWi-Fi接続しない
WiFi接続をしないと、アプリのダウンロードや更新、iOS更新など様々なことができなくなります。おススメしません。
iCloudの同期をOFFにする
もう一つの同期させない方法としては、「設定」から「iCloudの同期」を「オフ」にすることもできます。
これも、ちょっと、おススメできない方法です。
間違って、Wi-Fiに接続、または、同期をONにしてしまったら、「SIMのあるメインのiPhone」のデータが上書き、または、消える可能性もあります。
2台のiPhoneで同じアップルIDを使用することは、ここが最大のデメリットです。
次は、同期させないメリットもあります。
同じApple IDで2台目iPhoneを同期させないメリット
同じAppleIDを使って、2台のiPhoneを同期させないメリットは、一応、別々のiPhoneを持つような感じになりますが、実際はApple IDが同じなので別々のiPhoneということにはなりません。ただ単に同期していないだけなのです。
その場合条件があります。
- カメラ機能やメモ帳、その他のデフォルトアプリのみ使用可能です。
- WiFi接続をしないこと
- アプリを入れないこと(WiFi接続してしまうから)
- アプリを更新できないこと(WiFi接続してしまうから)
- iOSの更新ができないこと(WiFi接続してしまうから)
以上のことを考えると、同じApple IDのまま同期させない方法のメリットはそれほど良くはありませんね。ってことはデメリットかな?
ここまでのまとめ
2台目iPhone同期するメリット
同期するメリットは、万が一、SIMのある買ったばかりのiPhoneが水没した場合すべてのデータが飛んだ時です。
SIMなしiPhoneと同期しているので、SIMのあるメインのiPhoneが万が一、水没、故障、破損などで全てのデータが飛んだとしても、SIMなしiPhoneには最新の状態でデータが同期されている状態です。
通常、iPhoneにはバックアップ機能が付いているので、万が一のときはバックアップから復元できます。
しかし、バックアップ機能をONにしていないと、すべてのデータはiCloudに保存されません。
ここが怖いところですね。
新しいiPhoneでは、必ずバックアップ機能はONにしましょう。
バックアップは、iCloudデータ量を消費してしまいます。
ここは仕方ありませんが、古いバックアップを削除してもいいですね。
iPhone 2台が同期しているデメリット
デメリットとしては、2つのiPhoneをそれぞれで写真や動画、アプリを入れると、同じアップルIDを使用しているので、
iCloudのデータ容量があっという間に、いっぱいになる可能性があります。
結論!同期する同期させないどっちがいいの?
ここはiPhone研究室的な結論です。
2台目のiPhoneの使い方として
- データ保存用
- ゲーム専用
- 音楽専用(←実際に使っています)
- YouTubeや映画鑑賞用(←実際に使っています)
など、幅広く活用できるからです。
また、2台目iPhoneにSIMを購入することで、さらに使い道が広がります。
- 電話番号がもう1つ作れます
- ビジネス用またはプライベート用にすぐ使えます
いつでも必要なときにSIMを入れることができますね。
SIMなしiPhoneの使い道がなければ下取りに出すことも
SIMなしiPhoneを売って、新しいiPhoneを購入する資金にあてることもできます。
iPhoneを下取りに出すときは、どこが高く買ってくれそうかを調べてみましょう。
下取り店は、スマホ専門店のほうをおススメします。なんでも買いますのようなことろでは、高く買い取ってくれません。
実際、iPhone6sを下取りに出したことがありますが、見積もり出したら、百円台でした。

美品でしたよ。それでも百円台だなんて。悲しい・・
愛着あったiPhoneだったゆえにこの悲しみは3日ほど続きました。下取りに出すなら、高価買取がどう考えてもいいに決まってます。
お住まい周辺に買取り専門店が無い場合、ネットで買い取りもできる専門店があります。要らなくなったiPhoneの写真を撮って、査定にかけるだけ。足を運んだりする必要ありません。
だって、買取りに出すために時間とお金を無駄にできませんからね。
中古iPhoneが欲しくなった
この記事を読んで、iPhoneの機能がよりご理解できたかと思います。
中古でもiPhone欲しいと思いましたか?賢明な判断ですよ!中古iPhoneを探すのも結構、面倒です。iPhoneの中古が必要になった、または欲しくなったら下記の記事を参考にしてください。
iPhoneを2台持ちたくなったら、iOSバージョンに気を付けましょう。
2台目のiPhoneを持ちたくなった!と言うなら、「iPhone 6s」 以上がおススメです。
6s以前のiPhoneはやめたほうがいいです。
なぜかというと、iOSが古すぎて、アプリが対応しない、または新しいiPhoneの機能に対応できないこともあるからです。
新しいアプリは、確実にインストールできません。
iPhoneの容量は32G以上がいいですね。
32Gあれば、写真や音楽、アプリを不満なく保存できます。
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