Huawei p10liteのバッテリーが劇的に長持ちする省電力モード設定ってなに?
Huaweiは中国製のスマホです。
Huawei製のスマホは、消費電力が設計されたスマホなので、最初に使ったときの電池の持ちが長いことに驚きました。
しかし、電池は消耗品です。
1年もすると、かなり減り具合が早くなっていませんか?
Huaweiバッテリーが劇的に長持ちする省電力モード設定とは
Huaweiシリーズは基本的にバッテリーが長持ちする設定になっています。9シリーズ以下にはバッテリーを長持ちする設定が標準にありませんが、通知設定やディスプレイ点灯時間設定などでバッテリーを長持ちさせることができます。
※むやみに設定の変更をするとアプリや本体自体が適正に動作しなくなるので注意が必要。
10シリーズからはバッテリーセーブ設定=「省電力モード」が標準装備されてきます。使用して1年目から2年目くらいでバッテリーの減りが早くなったら「バッテリーセーブ=消費電力モード」設定にすると劇的に電池が長持ちします。
この機能は、Huawei製品に限らず、その他のスマホにもバッテリーセーバーが搭載されています。これまでのスマホにはこのバッテリーセーバーが搭載されていなかったので、電池の消耗が1年くらいで半減していました。
バッテリーセーバーが搭載されていないスマホをお使いの方は、ご自身で電力をセーブする設定をしなければなりません。
たとえば、スマホの照明を短く設定することがまず先でしょう。照明に使われる電力はどのスマホでも電力消費が一番大きいです。そのため電池が古くなっていると照明の明るさ最大にして使っていると、電池残量は瞬く間に減ってしまいます。
古いスマホと新しいスマホでは、バッテリーセーバーが搭載されているかいないかでは、スマホの電池の寿命の差は大きいでしょう。
消費電力モードの設定で変わること
Huawei製品はもともとバッテリー消費を抑えるために設計されています。これはHuawei社が一番ウリにしている機能です。バッテリーセーバーが搭載されているのはHuawei9シリーズからですが、その前のシリーズではこのバッテリーセーバーが搭載されていません。
では、Huawei10Pliteのバッテリーセーバーを見てみましょう。ここで紹介している画像はHuawei10Pliteの画像です。参考にしてください。
バッテリーセーバー(省電力モード)をONにすると、バッテリーの減りが著しく長持ちします。しかし、一方でバッテリーを抑えると言うことは、機能を制限することになります。
省電力モードにした場合の、機能制限を一覧にしてみました。
1・ディスプレイがスリープになるのが早くなる 2・バックグラウンドアプリの動作を制限される 3・メールの自動同期が無効になる 4・視覚効果が低減される |
機能制限で一番困るのは、メールの同期ではないでしょうか?メールの着信がなくなるとかえって不安を感じるのであれば、メールの同期だけでも通常どおりにできます。
その場合、メールを開くと、同期しますか?の案内表示が出るので、その表示内の「はい」をタップすることで、メールの同期を常にできる状態になります。後で詳しく説明していますので最後まで読んでください。
また、照明ライトが早く切れるのは困る場合、画面設定から照明を自動にONにすることで、調整することができます。
上記の4つの制限で不便を感じたらそれぞれ設定を元に戻せます。または、省電力モードをOFFにすることで、元に戻すことができます。
省電力モードの設定方法
表記はHuaweiのすべてのバージョンで異なるのでご了承ください。
1.画面の「設定」をタップ 2.「電池」をタップ 3.「電池」内の画面で、「省電力モード」をON ※「ウルトラ消費電力」はバッテリー残量が10%まで下がったときに使うと便利な機能です。 |
省電力モードをONにして不便に感じたら、このモードをOFFにして元に戻すことができます。電池残量が10%以下になっているときは、ウルトラ省電力をONにしたほうがいいでしょう。
ウルトラ省電力は、スマホの画面がガラッと変わります。最低限のアプリだけがホーム画面に残った状態になります。「電話・メール・よく使うアプリ」の4つ程度です。
電池残量が10%以下の場合は、これでひとまずは電話を発信したり、受けたりできます。できるだけ早めに充電することが望ましいですね。
省電力モードでメールの同期で不便を感じたら
消費電力モードにすると、メール同期がOFFになります。メール同期がOFFになると不便を感じるので次のようにやってみてください。
YahooやGoogleメールを開くと「同期しますか?」表示が出ます。
同期します「はい」をタップすると、同期します。
同期というのは、スマホ本体とYahoo、Googleサーバーが常時繋がるということです。常時繋がっているからメール入るとスマホに通知が届くということです。
通常、この同期は常時電力を使いますが、メールは同期が必要なときは同期をONにしたほうがいいですね。
スマホを2年以上使っていて、電池消耗がとても速くなったらその他の方法で消費電力設定してみる
※自己責任で設定の変更をしてください
スマホを2年以上も使っていると電池の消耗が早くなります。その場合、いくら省電力モードにしてもなかかな恩恵が得られません。その場合、手動で省電力モードをしてみると劇的に変わる方法があります。
しかし、この方法では通常のアプリの設定から外れるので自己責任でお願いします。また、アプリの通知が来ないことも確認できています。アプリの通知が来ないと困るのであればそのアプリの設定だけは触らないほうがいいです。
ダウンロードまたは、規定のアプリの中で「必要のない通知」を「OFF」にすることで省電力ができます。
1.「設定」をタップ。
2.「通知とステータスバー」をタップ。
3.「通知管理」をタップ。
アプリがたくさん出てきますので、自分がダウンロードしたアプリの通知が必要ないのはOFFにできます。
ただし、システム、通話関係などのアプリは触らないように!
この方法では、通知をOFFにすることで、無駄な電力を使わない設定をしています。しかし、通知が来ないと困るアプリは、OFFにしないでください。
通知をOFFにしていいアプリは遠慮なくOFFにしても構いませんが、アプリを使うとき通知をONに設定するような警告が出ることもあります。
そのときは、ご自身で判断してください。
以上、Huaweiバッテリーが劇的に長持ちする省電力モード設定でした。
最後までご覧頂きありがとうございます。