- 本来ならWindows10からWindows11へアップグレードできないはずのideapadFlex10だがやってみた!
- Windows11へアップグレードするときの注意点がいくつかありますので確認してください。
- ideapadFlex10のハードディスクをSSDに交換した場合、Windows11をインストールする前にハードディスクをUEFIにする
- ideapadFlex10でUEFIセキュアブート設定する方法
- ideapadFlex10にWindows11をインストールする方法は2つ
- Windows11をダウンロードしてideapadFlex10にインストールする方法
- 新規作成したフォルダーからWin11をインストールしましょう
- Windows11をダウンロードしてUSBメディアツールを作成する方法
- ideapadFlex10にWindows11をアップグレードしたらどうなる?
本来ならWindows10からWindows11へアップグレードできないはずのideapadFlex10だがやってみた!
本来、正規の方法ではありませんので、基本的に自己責任でお願いします。
個人的にideapadFlex10をWindows8からWindows10へアップグレードして約2年ほどですが、今度はWindows11が登場しました。
Windows11への無償アップグレードを利用する手はないと思うのは当然のことです。
が、Windows11へアップグレードするには、パソコンの最低条件を満たしていないとダウンロードすらできず、インストールなんて無理なのです。
残念ながら、ideapadFlex10は最低条件を満たしておりません。
したがって、Windows10までのご利用条件なのです。
せっかくパネルタッチのideapadをWindows10までの仕様が限界なのでしょうか?これで、ジ・エンドなのでしょうか?
いや!待て!諦めるなカンチャン!
そんな声を聞いた感じでした。
古いパソコンは(ほとんどすべて)Windows11の最低条件を満たしていないのが現状です。

Windows11を使いたければ、新しいパソコンを買いましょうってことを言っているのと同じですね。

ひどい!ヒドイわぁ!
Windows10はまだまだ使えるでしょ!って思うのですが、マイクロソフトではWindows10のサポートは2025年までと宣言しています。
これからどうするの?!Windows10へアップグレードした古いパソコンはまだまだ使えるんですよ!捨てたくないですよね。
ideapadをまだ捨てたくない!必死の思いでググりました。
あった!
これだ!
できるぞ!!
Windows11にアップグレードできるぞ!
今回ideapadFlex10をWindows11へアップグレードしました。ここからはWindows11へアップグレードする手順を紹介しています。
Windows11へアップグレードするときの注意点がいくつかありますので確認してください。
- ideapadFlex10のハードディスクは「高速ハードディスクのSSD」でないと使い物になりません。標準ハードディスクでは全く使えほど遅いです。ご注意を。(SSDに関しては下記参照)
- Windows11へアップグレードする際に、不具合や故障などすべて自己責任でお願いします。
高速ハードディスクSSDに交換する場合、下記の記事を参考にしてください。
ideapadFlex10 Windows10で軽量化高速化する方法SSDに交換してみた
ideapad Flex10 ハードディスク交換手順は初心者でもできる作業
USBインストールメディアツールを作成する場合に参考になる記事はこちら。
Windows10へアップグレードするためのUSBメディアツール作成してみた
ideapadFlex10のハードディスクをSSDに交換した場合、Windows11をインストールする前にハードディスクをUEFIにする
ideapadFlex10のハードディスクをSSDに交換した場合、ハードディスクは標準の装備のままです(UEFIセキュアブートになっていません)。
Win11にアップグレードする前に、Win10でUEFIセキュアブートに設定してみましょう。UEFIセキュアブートはWin11を実装する上でセキュリティを向上させるために設定です。
ideapadFlex10の初期設定はWin8でUEFIセキュアブートになっています。しかし、Win10にアップグレードするために標準ハードディスクから高速ハードディスクSSDに交換したので、UEFIセキュアブートの設定をしなければなりません。
ideapadFlex10でUEFIセキュアブート設定する方法
Win10のスタートメニューから「設定」→「更新とセキュリティ」から右側から「回復」を選択。「PCの起動をカスタマイズする」から「今すぐ再起動する」をクリック。
下記の画像のようなブルー画面になり、「トラブルシューティング」をクリックします。
「トラブルシューティング」をクリックしたら、「詳細オプション」をクリック。
下記の画面の「UEFIファームウェアの設定」をクリック。
もし、「UEFIファームウェア」の表示が見つからない場合は、参考になる記事が外部サイトで紹介されています。
MiniTool 「Windows 10でUEFIファームウェアの設定が見つからない場合の対処法」
「UEFIファームウェア」をクリックしたら、パソコンが再起動して、BIOS画面に自動的に入ります。
ハードディスクの設定画面が出るので、「UEFI」をクリック。(画像なくてすみません(´;ω;`)ウゥゥ)
パソコンが再起動します。
これでUEFIセキュアブートが完了です。これでWin11をインストールしましょう。
ideapadFlex10にWindows11をインストールする方法は2つ
通常は、Windows11をダウンロードすることは問題なくできます。Win11をダウンロードして、いざ、インストールしようとしても、Win11の使用条件に引っかかってしまい、インストールができません。
しかし、パソコンのスペック(仕様)がWin11の使用条件を満たしていないが、アップグレード(インストール)することができます。
マイクロソフトサイトから、Win11をideapadFlex10本体のハードディスクにダウンロードしておきましょう。ダウンロードする方法は下記の「Windows11をダウンロードする方法」を読んでください。そうでないと上手くダウンロードができません。
Windows11をダウンロードする方法
Win11をダウンロードするには、「ISOをダウンロード」します。先のWindows11をダウンロードをクリックしたら、下記の画像「Windows11ディスクイメージ(ISO)をダウンロードする」のところまでスクロールしてください。
上記画面にある「ダウンロード選択」をクリックすると、「Windows11」が出ます。それをクリック。
次に、下記画像①「ダウンロード」をクリック。②の言語選択をクリックして「日本語」を選択。
「日本語」を選択したら、「確認」をクリック。
「64-bitダウンロード」をクリック。
ダウンロードが開始します。保存先は「ダウンロード」フォルダ。
64ビットをクリック。
ダウンロードが始まる。
ここまでが、Win11をダウンロードする方法です。
ideapadFlex10のパソコン本体にダウンロードしてもいいのですが、別にパソコンがある場合、そのパソコン本体にダウンロードしても結構です。
その方法だと、USBにダウンロードしたWin11のISOファイルをコピペするだけで、「USBメディアツール」が作成できます。
ダウンロードフォルダに保存したWindows11インストールメディア
Windows11をダウンロードしてideapadFlex10にインストールする方法
マイクロソフトサイトから、Win11をideapadFlex10のハードディスクにダウンロードします。やり方は、上記の「Windows11のダウンロードする方法」の手順でOKです。
Win11をインストール必要条件を満たしていない、ideapadFlex10にインストールするための作業手順です。
1.マイクロソフトサイトからideapadFlex10にWin11をダウンロードしましょう。パソコン本体に保存します。保存先は「ダウンロードフォルダ」に保存します。ダウンロードが完了したら、2の手順へ。
2.デスクトップにWin11をインストールする作業のためのフォルダを作成しましょう。
デスクトップ上でマウスの右クリック。(下記の画像はすでにWin11にアップグレードしたideapadFlex10の画像を使用してます)
デスクトップ上でマウスの右クリックで①「新規作成」から②「フォルダー」をクリックし、フォルダの名前を分かりやすく③「Win11」としておきましょう。
ここまでのことは、カンチャンが参考にした動画を紹介しておきます。
3・ダウンロードしたWin11のデータを「新規作成したフォルダーに移す」作業です。「ダウンロードフォルダ」にダウンロードした「Win11アイコン」をクリック。
4・ダウンロードしたWin11のアイコンをクリックすると、下記のようにWin11のインストールデータがすべて表示されます。そのすべてを選択して、コピーします。
コピーしたデータを、デスクトップ上で作成した新しいフォルダー(Win11の名前)にペースト(貼り付け)します。
補足:新規フォルダーにペースト(貼り付け)しないと、これからの作業で必要な削除するデータが削除できません。
5.新規作成したフォルダーにWin11のインストールするすべてのデータを貼り付けました。
6.コピペしたら、新規作成したフォルダーの中は、下記のような画面になります。
ここで手順7が大事な作業となります。慌てずに作業しましょう。
7.Win11フォルダの中の「sources」フォルダーをクリックします。「sourced」フォルダーをクリックしたら、その中にある↓
「appraiserres.dll」を削除します。
名前が似たものがあるので注意しましょう。
下記の画像では、黄色枠は削除しません。赤枠を削除します。
この「appraiserres.dll」と言うものが、Win11をインストールする必要条件をチェックしているデータみたいです。これを削除することで、必要条件を満たしていないパソコンでもWin11にアップグレードできるそうです。
削除したら、念のためゴミ箱を確かめましょう。
これで、インストールする準備ができました。
新規作成したフォルダーからWin11をインストールしましょう
Windows11をインストールするには、「新規作成したWin11フォルダー」の中にある、「setup.exe」をクリックするだけです。
「setup.exe」をクリックしたら、Win11のインストールが始まります。
Windows10のフォルダを引き継ぐ場合は、引き継ぐを選択してください。そのような選択が現れたと思います。すんません!忘れてしまいました。ちょっと興奮気味でWin11をインストールしていましたので。。。
以上で、Windows11をインストールする方法でした。
Windows11をダウンロードしてUSBメディアツールを作成する方法
ここでは、ideapadFlex10の本体にWindows11をダウンロードするのではなく、別の速いパソコンでダウンロードして、USBメディアツールを使ってideapadFlex10にWindows11をインストールする方法です。
準備するもの:8G以上の空のあるUSBを準備しましょう。
使用済みの8GのUSBでは使えません。できれば、使用済みでない8GのUSBか、8G以上~32GのUSBを使いましょう。
1.Win11のダウンロードは上記で説明した「Windows11をインストールする方法」の通りダウンロードします。
2・ダウンロードは、パソコン本体のダウンロードフォルダーにダウンロードします。(同じ手順です)
3.ダウンロードしたWin11のアイコンをコピーして、USBに貼り付けます。
これだけで「USBメディアツール」の作成が完了です。「USBメディアツール」は別のパソコンをWindows11にアップグレードしたいときにも使えます。
コピペだけで「USBメディアツール」が作成されるかと言うと、ダウンロードしたWindows11は「ISOファイル」だらかです。
4・USBメディアツールをideapaFlex10に挿しましょう。
別のパソコンをWindows11にアップグレードしたいなら同じようにできます。
5・USBメディアツールを開きます。
USBメディアツールを挿入したら、メディアツールの中を開きます。
・デスクトップのPCアイコンがあればそこからUSBメディアツールをクリックして開きます。
・マイフォルダをクリックしてエクスプローラーから、USBメディアツールを見つけて開きます。
6・USBメディアツールを開いたら、Windows11をインストールする作業をします。
「Win11をインストールする必要条件を満たしていないideapadFlex10にインストールするための作業手順」の通りでOKです。
以上、USBメディアツールを使ってWindows11をインストール(アップグレード)する方法でした。
ideapadFlex10にWindows11をアップグレードしたらどうなる?
現在ideapadFlex10はWindows11が稼働しています。立ち上がりが若干遅くなる感じです。
Windows11の操作にも慣れていないので、少し興奮気味に楽しんでいます。
CPU使用率は、しばらく100%の状態が続きますが、しばらくしたら落ち着きます。
ハードディスクの使用率は50%まで上がりますが、数分後には2%程度に落ち着きます。
タッチパネルも使えています。
ideapadを2~5分使っているとシステム全体も落ち着きます。
高速ハードディスクSSDなので、Windows11を問題なく使っています。
バックグラウンドで何かが動いているときは、反応が遅くなります。たとえばアップデートがダウンロードしているときやインストールしているときです。
これは、Windows10にアップグレードしたときと同じ症状なので、あまり気になりません。
5分ほど使っていればideapadのシステムが落ち着くので、Win11でもサクサク動きます。
コメント