【初心者向け】iPhone 6sのバッテリー交換を自分でやってみた!手順と注意点を徹底解説
「iPhone 6sの電池持ちが悪くなってきた…」
「Appleでの交換は高そう…できれば自分で交換したい!」
そんな方のために、この記事ではiPhone 6sのバッテリーを自分で交換する方法を、写真付きで丁寧に解説します。
私自身が実際にバッテリー交換をした経験をもとに、必要な工具や交換時の注意点、作業後のチェックポイントまで、すべてまとめました。
iPhone 6sのバッテリー交換は自分でできる?
結論から言うと、iPhone 6sは自分でバッテリー交換が可能です。
iPhone 6sは比較的分解しやすいモデルのため、スマホ修理に初挑戦する人でも、丁寧に作業すれば成功する可能性が高いです。
ただし、リスクも伴うため「失敗したらどうしよう…」という方は、この記事を最後まで読んで判断してください。
交換前に知っておくべきこと
1. Appleの保証が切れているか確認
自分で分解するとAppleの保証が無効になります。AppleCare+などが有効な場合は、正規サービスプロバイダでの修理を検討してください。
2. バッテリーは信頼できるものを選ぶ
安すぎるバッテリーは発火や膨張のリスクがあります。PSEマーク付きの日本向け製品を選びましょう。
準備するもの一覧
アイテム | 備考 |
---|---|
新しいバッテリー | iPhone 6s用・PSE認証あり |
プラスドライバー | 精密ドライバー |
星型ドライバー(P2) | iPhoneの底ネジ用 |
ヘラ・ピック | 液晶パネルの開封に使用 |
吸盤 | 画面を持ち上げるため |
ピンセット | 細かい作業用 |
両面テープ(バッテリー固定用) | 再利用せず交換推奨 |
ドライヤー or ヒートガン(推奨) | 接着剤を柔らかくする |
※Amazonや楽天などで「iPhone 6s バッテリー交換キット」としてセット販売されていることが多いです。
【実践】iPhone 6sバッテリー交換手順
手順1:iPhoneの電源をオフにする
作業前に必ずiPhoneの電源をオフにします。
手順2:Lightningコネクタ横のネジを外す
iPhone下部にある2本の星型ネジ(P2)を外します。
手順3:ディスプレイを開く
吸盤をホームボタン上に貼り、ピックを差し込みながらゆっくり開きます。
手順4:バッテリーとディスプレイのケーブルを外す
ドライバーで金属プレートを外し、コネクタを慎重に外します。
①パネル取り外し:金属プレートを外し、コネクタを外します。
②電池のコネクタを外す:金属プレートを外し、コネクタを外す。
手順5:バッテリーを取り外す
バッテリー下にある黒い粘着シールをゆっくり引っ張り出します。切れてしまった場合は、ヘラで慎重に剥がすかドライヤーで温めて柔らかくする方法もあります。
端っこの黒いテープを引っ張ると両面テープが出てきます。そのまま引っ張ることで両面テープが電池の下で剥がれます。
両面テープが古くなって固まっている場合もあります。そのときは、電池を軽く持ち上げながら、「ピック」か「固めのカード」などでゆっくり両面テープを切るよう剥がしていきます。
両面テープが切れたら、電池を持ち上げキットを使って両面テープを押し込みながら、電池を持ち上げます。両面テープがつかめるなら引っ張ってテープを剥がします。
手順6:新しいバッテリーを取り付ける
両面テープで固定し、コネクタを接続。プレートで固定します。
手順7:ディスプレイを閉じ、ネジを締める
ケーブルを再接続してから、画面を閉じてネジを戻せば作業完了!
バッテリー交換後の初期設定
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電源を入れて、バッテリー残量が表示されるか確認
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動作確認(Wi-Fiや指紋認証など)
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フル充電 → 残量0%まで使う → 再充電を1〜2回繰り返すと、バッテリーの校正が安定します。
自分でやるメリット・デメリット
メリット
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コストが安い(交換キット約1,500〜2,500円)
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修理の待ち時間なし
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達成感がある!
デメリット
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リスクあり(失敗で電源が入らないなど)
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保証が切れる
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精密作業に不安があると難しい
不安な方はプロに任せるのもあり
「ちょっと不安…」「失敗したら困る」という方は、スマホ修理業者の利用もおすすめです。
以下の記事で格安で修理してくれるお店の選び方や料金相場を紹介しています。
まとめと注意点
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iPhone 6sは自分でもバッテリー交換が可能
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工具と手順をしっかり確認してから作業する
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不安な方はプロに任せる選択肢もあり