スマホをWi-Fiルーター代わりにする「テザリング」は、外出先でもインターネットを利用できる便利な機能です。しかし、UQモバイルとワイモバイルではテザリング時の「高速モード」と「低速モード」の使い分けが重要になります。
本記事では、UQモバイルとワイモバイルのテザリングを快適に使うためのポイントを、初心者向けに分かりやすく解説します。
1. UQモバイルとワイモバイルのテザリングとは?
UQモバイルとワイモバイルでは、どちらもスマホのデータ通信を使って他のデバイスをインターネットに接続できる「テザリング」機能を提供しています。
- UQモバイル → プランによっては無料で利用可能(くりこしプラン+5Gなど)
- ワイモバイル → ほとんどのプランで追加料金なしで利用可能
どちらのキャリアも、スマホのデータ容量を使うため、使いすぎると通信制限がかかる点に注意が必要です。
2. 低速モードと高速モードの違いとは?
テザリングをする際、UQモバイル・ワイモバイルでは「低速モード」と「高速モード」を選択できます。
2-1. 高速モード(データ消費あり)
✅ 高速通信(4G・5G)で快適にインターネットが利用可能
✅ 動画視聴や大容量のダウンロードにも対応
❌ データ消費が早く、上限に達すると速度制限がかかる可能性あり
こんなときにおすすめ!
- YouTubeやNetflixなどの動画視聴
- オンライン会議(Zoomなど)
- 大きなファイルのダウンロードやアップロード
2-2. 低速モード(データ消費なし or 節約)
✅ データ容量を消費しない or 少ないデータ量で利用可能
✅ 簡単なWeb閲覧やSNSの利用に最適
❌ 動画視聴やオンラインゲームには不向き
こんなときにおすすめ!
- メールやLINEのやり取り
- ニュースサイトの閲覧
- 地図アプリの利用(低速でも表示可能)
3. UQモバイルとワイモバイルでテザリング時の注意点
3-1. UQモバイルのテザリング注意点
- 低速モード(節約モード)をONにすれば、データ消費なしで利用可能
- 低速時の通信速度は最大300kbps(くりこしプランS)または1Mbps(くりこしプランM/L)
- 速度が遅くなるため、動画やオンライン会議には不向き
- 高速モードを使うときは、データ容量に注意(上限超過で速度制限)
3-2. ワイモバイルのテザリング注意点
- シンプルプランは高速通信のみで、低速モードの切り替えができない
- 月間データ容量を超えると、最大1Mbpsまたは128kbpsに制限される
- テザリング利用時もデータ容量を消費するため、長時間の使用に注意
4. 高速モードと低速モードの切り替え方法
4-1. UQモバイルの切り替え方法
- 「UQモバイルポータルアプリ」を開く
- 「データ残量」から「節約モード(低速モード)」をONにする
- 必要なときにOFFにして高速通信に切り替え
4-2. ワイモバイルの切り替え方法
ワイモバイルは基本的に高速通信のみのため、低速モードの手動切り替えは不可です。
データ容量を節約するには、
- 「データセーバー」機能をONにする
- YouTubeなどの動画画質を低くする
- アプリの自動更新をWi-Fi接続時のみに設定する
といった方法を活用しましょう。
まとめ
UQモバイルとワイモバイルでテザリングをする際は、高速モードと低速モードを適切に使い分けることが重要です。
📌 UQモバイルのポイント
- 低速モードをONにするとデータ容量を消費せず利用可能
- 動画やオンライン会議には高速モードが必要
📌 ワイモバイルのポイント
- 低速モードの手動切り替えはできない
- データ消費を抑える工夫が必要
テザリングを上手に活用して、快適なネット環境を手に入れましょう!