「iPhone 6が熱くなるけど、バッテリーが原因なの?」
「iPhone 7やiPhone 8を使っていると、本体が熱くなる」
「バッテリー交換をしたのに、iPhoneの発熱が直らない」
このような経験はありませんか?
iPhone 6、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8は、発売から長い年月が経過したモデルです。
現在も電話やメール、Webサイトの閲覧、音楽再生などで使い続けている方もいると思いますが、古いiPhoneを長く使用していると気になる症状の一つが「本体の発熱」です。
私自身も以前、iPhone 6を使用していたとき、本体が異常に熱くなる症状を経験しました。
最初は「長年使っているのでバッテリーが劣化したのだろう」と考え、バッテリー交換を行いました。
しかし、バッテリーを新しくしても、iPhone本体の発熱は解決しませんでした。
その後、アプリの削除なども試しましたが改善せず、最終的にはiPhone 6を初期化することで発熱が改善しました。
この経験から分かったのは、
iPhoneが熱くなる原因は、バッテリーだけとは限らない
ということです。
この記事では、iPhone 6・6s・7・8シリーズを現在も使っている方に向けて、iPhoneが熱くなる原因と、発熱したときに確認したい対処法を解説します。
iPhoneが少し温かいだけなら問題ない場合もある

まず知っておきたいのは、iPhoneは使用中に多少温かくなることがあるということです。
例えば、
- 動画を視聴している
- ゲームをしている
- カメラを使用している
- GPSを使用している
- 充電している
- ソフトウェアをアップデートしている
といった場合は、本体が温かくなることがあります。
また、初期設定やデータの復元、ソフトウェアアップデートなど、iPhone内部で多くの処理が行われているときも、本体が一時的に温かくなることがあります。
そのため、
iPhoneが少し温かい
というだけで、すぐに故障と判断する必要はありません。
一方で、使用していないのに熱くなったり、電源を入れてすぐに高温になったりする場合は、何らかの原因を確認したほうがよいでしょう。
Appleは、iPhoneを0℃~35℃の環境で使用するよう案内しています。特に周囲の温度が35℃を超える環境で使用・充電すると、バッテリーの劣化が早まる可能性があります。
iPhoneの発熱がトラブルの可能性がある症状
次のような症状がある場合は、単なる「使用中の温かさ」ではなく、発熱の原因を確認したほうがよいでしょう。
電源を入れるとすぐに熱くなる
iPhoneを起動した直後から、本体がどんどん熱くなる場合です。
特に、アプリを使用していないにもかかわらず発熱する場合は、バックグラウンドで何らかの処理が続いている可能性があります。
スリープ中でも本体が熱い
iPhoneを使用していないのに、本体が熱くなっている場合も注意が必要です。
スリープ中にもバッテリーが急激に減っている場合は、アプリやシステムの処理が継続している可能性があります。
バッテリーの減りが異常に早い
発熱と同時に、
- 充電してもすぐに電池が減る
- 1日に何度も充電する
- バッテリー残量が急に減る
- 電源が突然落ちる
といった症状がある場合は、バッテリーの劣化が疑われます。
充電中に極端に熱くなる
充電中に多少温かくなることはあります。
しかし、充電中に本体が非常に熱くなったり、充電が遅くなったり、充電が停止したりする場合は注意が必要です。
iPhoneには、温度が高くなりすぎた場合に充電を制限または一時停止する保護機能があります。
iPhone 6・6s・7・8が熱くなる主な原因
古いiPhoneの発熱原因は、バッテリーだけではありません。
主に次のような原因が考えられます。
- バッテリーの劣化
- アプリの処理
- iOSやシステムの処理
- 充電しながらの使用
- 高温の環境
- 本体内部の経年劣化
順番に確認していきましょう。
1. バッテリーの劣化
iPhone 6・6s・7・8を長年使用している場合、まず疑いたいのがバッテリーです。
iPhoneに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、使用時間や充電サイクルの積み重ねによって劣化していきます。
バッテリーが劣化すると、
- バッテリーの減りが早い
- 充電する回数が増える
- 電源が突然落ちる
- 本体の性能が低下する
- バッテリーに関するメッセージが表示される
といった症状が発生することがあります。
Appleによると、iPhone 6以降ではバッテリーの状態を確認でき、バッテリーの劣化によって交換が推奨される場合があります。iPhone 6・6s・7・7 Plusでは、劣化したバッテリーによる突然のシャットダウンを防ぐためのパフォーマンス管理機能も対象となっています。
バッテリーの状態を確認する方法
対応するiOSでは、次の手順で確認できます。
設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電
iPhone 14以前のモデルでは、「バッテリーの状態と充電」という項目から確認します。
ただし、バッテリーが劣化しているからといって、必ず発熱するとは限りません。
ここが重要です。
バッテリーを交換しても発熱が改善しない場合は、原因がバッテリー以外にある可能性があります。
2. アプリが原因で熱くなる
アプリの処理が原因でiPhoneが熱くなることもあります。
特に、
- ゲームアプリ
- 動画アプリ
- GPSを使うアプリ
- SNSアプリ
- バックグラウンド通信を行うアプリ
などは、長時間使用すると本体が熱くなることがあります。
最近インストールしたアプリを使い始めてから発熱するようになった場合は、そのアプリが原因の可能性もあります。
一度アプリを削除して、発熱が改善するか確認してみるのも方法です。
現在のiOSでは、設定の「バッテリー」からアプリやシステムのバッテリー使用状況を確認できます。どのアプリや処理がバッテリーを多く消費しているのかを確認することで、発熱原因を推測しやすくなります。
ただし、アプリをほとんどインストールしていない場合や、すべてのアプリを削除しても発熱する場合は、アプリ以外の原因を疑ったほうがよいでしょう。
3. iOSやシステム処理が原因で熱くなる
iOSのアップデートやシステム処理が、一時的な発熱の原因になる場合もあります。
例えば、
- iOSをアップデートしている
- バックアップからデータを復元している
- 初期設定を行っている
- 大量のデータを処理している
といった場合です。
私がiPhone 6を使用していたときも、iOSのアップデートを長期間行っていない状態で、本体が熱くなる症状が発生しました。
そこで、利用可能な最新のiOSへアップデートしようとしました。
しかし、アップデート中に本体がさらに熱くなり、バッテリー残量もどんどん減っていきました。
充電しながらアップデートを続けましたが、長時間待ってもアップデートが完了しませんでした。
ただし、ここで注意したいのは、
iOSをアップデートしていないことが、必ず発熱の原因になるわけではない
ということです。
発熱の原因は、iOSだけでなく、バッテリーやアプリ、本体の経年劣化なども考えられます。
そのため、原因を一つに決めつけず、複数の可能性を確認することが大切です。
4. 充電しながら使用している
充電中にiPhoneを使用すると、本体が熱くなりやすくなります。
特に、
- 充電しながらゲームをする
- 充電しながら動画を見る
- 充電しながらナビを使う
- 充電しながら大容量の通信を行う
といった使い方は、iPhoneに負荷がかかります。
古いiPhoneでは、バッテリーの劣化も加わるため、より発熱しやすく感じる場合があります。
発熱が気になるときは、
- 充電器を外す
- 使用を一時中止する
- ケースを外して様子を見る
- 涼しい場所で自然に冷ます
といった対処を試してみましょう。
5. 周囲の温度が高い
夏場の車内や直射日光の当たる場所では、iPhone本体の温度が上昇します。
特に、暑い地域では、屋外や車内での使用に注意が必要です。
Appleは、周囲の温度が35℃を超える環境での使用や充電は、バッテリーの寿命を早める可能性があると案内しています。
iPhoneが熱くなったときは、直射日光を避け、涼しい場所に移動させてください。
温度が高すぎる場合は、充電が一時停止されることもあります。Appleは、熱くなりすぎた場合は直射日光を避け、涼しい場所に移し、使用を控えるよう案内しています。
なお、冷蔵庫や冷凍庫に入れて急激に冷やすのは避けてください。
私のiPhone 6はバッテリー交換だけでは直らなかった
私が使用していたiPhone 6でも、本体が熱くなる症状が発生しました。
最初に考えたのは、バッテリーの劣化です。
長年使用していたため、
そろそろバッテリー交換の時期だろう
と考えました。
そこで、バッテリーを新しいものに交換しました。
しかし、電源を入れると、再びiPhone本体が熱くなりました。
バッテリーを新しくしたことで、電池の持ちは改善しました。
しかし、発熱問題は解決しませんでした。
つまり、私のiPhone 6の場合、
発熱の原因はバッテリーだけではなかった
ということになります。
アプリを削除しても発熱は改善しなかった
次に、アプリが原因ではないかと考えました。
当時、インストールしていたアプリはそれほど多くありませんでした。
それでも、念のためインストールしていたアプリを削除してみました。
しかし、アプリを削除しても、iPhone本体の発熱は改善しませんでした。
この時点で、
- バッテリー
- アプリ
のどちらも主な原因ではない可能性が高くなりました。
最終的にiPhone 6を初期化した
最後に行ったのが、iPhone 6の初期化です。
初期化すると、iPhone内のデータや設定が消去されます。
そのため、初期化する前には、写真や連絡先などの大切なデータを必ずバックアップしておく必要があります。
当時の私は、パソコンにiPhoneを接続して初期化を行いました。
現在は、MacではFinder、Windows PCではAppleデバイスアプリを使用する方法が基本となっています。環境によってはiTunesを使用する場合もあります。
iPhoneを復元するとiOSが再インストールされますが、データや設定が消去されるため、事前のバックアップが重要です。
初期化作業は簡単ではありませんでした。
何度か失敗しながら、ようやく初期化に成功しました。
そして、初期化後にiPhone 6を起動すると、これまで発生していた本体の発熱がなくなりました。
iPhoneの初期化で発熱が改善した理由
私の場合は、初期化によって発熱が改善しました。
ただし、
iPhoneが熱くなったら初期化すれば必ず直る
という意味ではありません。
初期化によって、
- 古い設定
- システム上の不具合
- 不要なデータ
- ソフトウェア上の問題
- バックグラウンド処理
などがリセットされた可能性があります。
長年iPhoneを使っていると、アプリのインストールや削除、iOSのアップデート、さまざまな設定変更を繰り返します。
その結果、ソフトウェア上の問題が発生している可能性もあります。
私の場合は、そのようなソフトウェア上の問題が初期化によって解消された可能性があります。
iPhone 6・6s・7・8が熱くなったときの対処法
いきなり初期化するのではなく、次の順番で確認することをおすすめします。
1. まず使用を中止する
本体が異常に熱い場合は、まず使用を中止します。
特に、
- 触れないほど熱い
- 温度警告が表示された
- 本体が膨らんでいる
- バッテリー周辺に異常がある
といった場合は、無理に使い続けないほうがよいでしょう。
2. 充電器を外す
充電中であれば、いったん充電を中止します。
本体が熱い状態で充電を続けると、さらに温度が上昇する可能性があります。
3. 涼しい場所で自然に冷ます
直射日光を避け、涼しい場所で自然に冷ましてください。
冷蔵庫や冷凍庫に入れて急激に冷やすのは避けましょう。
4. 最近インストールしたアプリを確認する
最近インストールしたアプリを削除し、発熱が改善するか確認します。
また、「設定」→「バッテリー」から、バッテリーを多く消費しているアプリを確認することもできます。
5. バッテリーの状態を確認する
バッテリーの減りが早い、突然電源が落ちる、充電回数が増えたという症状がある場合は、バッテリーの劣化を疑います。
バッテリーの状態を確認し、「サービス」などの表示がある場合は、バッテリー交換を検討します。
6. 利用可能なiOSのアップデートを確認する
利用しているiPhoneでアップデート可能なiOSがあるか確認します。
ただし、アップデート中に本体が異常に熱くなったり、処理が進まなくなったりする場合は、無理に操作を続けないほうがよいでしょう。
また、iPhone 6・6s・7・8は、それぞれ対応するiOSの範囲が異なるため、「最新のiOSにアップデートする」という表現ではなく、**「そのiPhoneで利用可能な最新のiOSを確認する」**ことが重要です。
7. 最後に初期化を検討する
バッテリー交換やアプリの確認を行っても発熱が改善しない場合は、初期化を検討します。
ただし、初期化するとデータや設定が消去されます。
必ずバックアップを取ってから行ってください。
iPhone 6・6s・7・8の発熱はバッテリーだけが原因ではない
iPhone 6、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8は、現在では発売から長い年月が経過したモデルです。
そのため、発熱した場合はバッテリーの劣化を最初に疑うのは自然です。
しかし、実際には、
- バッテリーの劣化
- アプリの処理
- iOSやシステムの処理
- 充電中の使用
- 高温環境
- 本体内部の経年劣化
など、複数の原因が考えられます。
私のiPhone 6では、バッテリー交換だけでは発熱問題は解決しませんでした。
アプリを削除しても改善せず、最終的に初期化することで発熱が改善しました。
この経験から、古いiPhoneが熱くなったときは、
バッテリー交換をすれば必ず直る
と決めつけないことが大切だと感じています。
まずは、
- 本体を冷ます
- 充電中の使用をやめる
- アプリのバッテリー使用状況を確認する
- バッテリーの状態を確認する
- 利用可能なiOSのアップデートを確認する
- 改善しなければ初期化を検討する
という順番で原因を確認してみてください。
まとめ
iPhone 6・6s・7・8が熱くなる原因は、バッテリーだけとは限りません。
特に、
- 電源を入れるとすぐに熱くなる
- スリープ中も熱い
- バッテリーの減りが異常に早い
- 充電中に極端に熱くなる
という場合は、原因を一つに決めつけないことが大切です。
私の場合は、バッテリー交換をしても発熱は改善せず、最終的にiPhone 6を初期化することで解決しました。
ただし、初期化しても発熱が続く場合は、バッテリー以外の本体部品の経年劣化なども考えられます。
古いiPhoneを長く使っていて発熱が続く場合は、無理に使い続けず、修理店で点検するか、新しいiPhoneへの買い替えも検討したほうがよいでしょう。
iPhone 6・6s・7・8を現在も大切に使っている方は、まず「熱くなる状況」を確認することから始めてみてください。
発熱するタイミングやバッテリーの減り方を確認することで、原因を見つけやすくなります。


