Windows 10を使用している方の中には、「調子が悪いから再インストールしよう」と考える方も多いかもしれません。しかし、2024年以降は注意が必要です。マイクロソフトの発表によると、2024年以降、Windows 7やWindows 8のプロダクトキーを使ってWindows 10やWindows 11を新たにアクティベートすることができなくなりました。
この記事では、再インストールが不要な場合の対処法や、どうしても再インストールが必要な場合の対応策について解説します。
Windows 7・8のプロダクトキーが使えなくなった理由
マイクロソフトは長年、Windows 7やWindows 8の正規プロダクトキーを使ってWindows 10へ無料アップグレードできる仕組みを提供していました。しかし、2023年9月20日をもって、これらのプロダクトキーを使った新規アクティベーションを終了しました。

え?どうして?今までWin7のプロダクトキーで認証できたのよ。

それがね。出来なくなったのよぉ。
つまり、
- 以前はWindows 7や8のキーを使ってWindows 10をインストールできた
- しかし、2024年以降はこの方法が使えなくなった
ということになります。
そのため、Windows 10を再インストールする際にWindows 7や8のプロダクトキーを入力しても、ライセンス認証ができない可能性が高くなります。
再インストールしなくても改善できる方法
パソコンの動作が遅くなったり、不具合が発生した場合でも、必ずしもWindowsを再インストールする必要はありません。以下の方法を試すことで、再インストールせずに問題を解決できる可能性があります。
1. Windowsの「回復」機能を使う
Windowsには「回復」という便利な機能があり、システムのリフレッシュや初期化ができます。
- 設定 → 更新とセキュリティ → 回復
- 「このPCを初期状態に戻す」を選択
これにより、ファイルを保持したままWindowsをリフレッシュしたり、完全に初期化したりできます。
2. 不要なアプリやデータを整理する
パソコンの動作が重い場合、不要なアプリやデータを削除することで改善することがあります。
- 「設定」→「アプリ」から不要なアプリを削除
- 「ディスククリーンアップ」ツールを実行
- 「ストレージセンサー」を有効にして自動クリーンアップ
3. ドライバーやWindowsの更新をチェックする
古いドライバーやWindowsの更新が適用されていないと、不具合が発生することがあります。
- Windows Updateを実行する
- デバイスマネージャーからドライバーを更新する
- メーカーの公式サイトから最新のドライバーをダウンロードする
どうしても再インストールが必要な場合の対策
もし、上記の方法で問題が解決しない場合や、どうしても再インストールが必要な場合は、以下の点に注意してください。
1. 正規のWindows 10のプロダクトキーを用意する
Windows 7や8のキーが使えなくなったため、新たにWindows 10をアクティベートするには、正規のプロダクトキーを購入する必要があります。
- マイクロソフト公式サイト
- 信頼できるPCショップ
で購入するのが安全です。オンラインマーケットプレイスなどで格安キーが販売されていますが、非正規品の可能性があるため注意しましょう。
2. Microsoftアカウントにデジタルライセンスを紐付ける
もし、現在のWindows 10がデジタルライセンス(Microsoftアカウントと紐付けされているライセンス)で認証されている場合、再インストール後に同じMicrosoftアカウントでサインインすれば、自動的にライセンス認証される可能性があります。
確認方法:
- 設定 → 更新とセキュリティ → ライセンス認証
- 「Windowsはデジタルライセンスによってライセンス認証されています」と表示されているか確認
もし、デジタルライセンスがある場合は、再インストール時にプロダクトキーの入力を求められてもスキップし、インストール完了後にMicrosoftアカウントでサインインすれば認証される可能性があります。
Windows 10のサポート終了にも注意
Windows 10のサポートは2025年10月14日に終了予定です。
サポート終了後もWindows 10を使うことは可能ですが、セキュリティ更新が提供されなくなるため、リスクが高くなります。特に、インターネットに接続する場合、ウイルスやハッキングの危険性が増します。
そのため、
- 可能であればWindows 11へ移行する
- Windows 10を使い続ける場合は、インターネット接続を最小限にする
といった対策を検討することをおすすめします。
まとめ
Windows 10を再インストールする場合、2024年以降はWindows 7や8のプロダクトキーではアクティベーションできません。そのため、再インストールする前に、回復機能やシステムのクリーンアップなどの方法で問題を解決するのがベストです。
どうしても再インストールが必要な場合は、
- Windows 10の正規プロダクトキーを用意する
- Microsoftアカウントにデジタルライセンスを紐付けているか確認する
といった対策を講じましょう。
また、Windows 10のサポート終了も迫っているため、長期的な視点でWindows 11への移行も検討しておくと安心です。
再インストールを考えている方は、ぜひこの記事を参考にして適切な対応を取ってください。