古いiPhoneを子供用にするための初期設定を紹介します。
ここでは、中学生以下のお子さんを対象にした設定も含んでいますので、最後までご覧頂き確認してください。
iPhoneの初期設定では、SIMカード購入しなくても、iPhoneの初期設定は完了できます。SIMカード購入は初期設定完了後に購入しても大丈夫です。まずは子供用にiPhoneの初期設定からしましょう。
ただし、古いiPhoneを子供用に使いたい場合、iPhoneのSIMロック解除が必要かどうかを確認しましょう。SIMロック解除は、SIMを解約する前に自分で解除できます。もし、解約してSIMロック解除を忘れた場合は、ショップでSIMロック解除ができますが手数料が発生します。
古いiPhoneを子供用にする初期設定
古いiPhoneを子供用に設定するには下記の方法です。
- 古いiPhoneの初期化
- 初期化したiPhoneの初期設定
- AppleID新規作成
- スクリーンタイム設定
※ペアレントコントロールとも言います。(ここは重要です) - SIMカード購入(することも可能な状態に設定されます)
iPhoneの初期化
古いiPhoneのデータをすべて初期状態にすることを初期化と言います。これは工場出荷状態と同じなので、iPhoneを買ったときの状態になります。
その初期化を実行します。
古いiPhoneを起動して下記の通りにタップします。
最後の「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。
「このiPhoneを消去」の表示画面が出ます。
「続ける」をタップすれば、iPhoneの初期化が始まります。
初期化が始まると、iPhoneの画面が「Appleマーク」になり、「棒線」のような進捗状況を示すものが出ます。
この状態が初期化を始めた状態です。
そのまま放置しましょう。
iPhone初期設定
初期化が終了したら
iPhoneを起動したら「Hello」画面になっています。iPhoneを買ったときと同じように、初期設定をしましょう。
初期設定は、そのままiPhoneの案内通りに進めていきます。
Wi-Fi接続を求められます。Wi-Fiに接続しましょう。
Wi-Fiに接続した後、Apple ID の新規作成を始めます。ID作成はWi-Fiに接続していないと登録できないからです。
Wi-Fiに接続しなければいけません。
Wi-Fiが無い場合
「テザリング=インターネット共有」で、Wi-Fiに接続できます。
iPhone機種変更クイックスタートでWi-Fiが無いときどうする?
「iPhoneを設定」で「自分用に設定」か「ファミリーのお子様用に設定」のどっちにする?
古いiPhoneを子供用にするので、「自分用に設定」します。
「ファミリーのお子様用に設定」は、そのiPhoneを保護者とお子さんで使うことになります。
Apple ID作成
Apple ID の登録は、ここではとても大事です。
子供用として使うにしても、お子さんが成人になってiPhoneを使うことを考え、ちゃんとしたApple ID を作成しておくといいでしょう。
Wi-Fiに接続したら、iPhoneの設定で求められる、氏名、生年月日を入力します。
「Apple公式ホームページ」でもお子様に「Apple ID」と「Apple パスワード」を入力させるように案内されています。
ID作成の時は、保護者さんとお子さん一緒に入力することをおススメします。IDとパスワードは保護者さんが必ずメモしてね。
Apple IDを作成できたら、次はお子さんが安全にiPhoneを使うために必要な設定があります。
「スクリーンタイム設定」をします。
お子さん用に設定するのはここからが本番と言うことになります。
スクリーンタイム設定
スクリーンタイム設定はお子さん用に使用するためには大切な設定です。
ペアレントコントロールとも言います。
ペアレントコントロール設定が必要な理由があります。
- お子さんが勝手に課金をしないようにする
- 悪質なサイトからお子さんを守る。
- iPhoneの使用時間を制限して依存にならないようにする。
ペアレントコントロールについては、「Apple公式ホームページ」で詳しくご覧になれますので、リングを貼っておきます。
Apple公式ホームページ「ペアレントコントロールの設定」
スクリーンタイム設定=「ペアレントコントロール」の設定を完了しましょう。
お子様用にiPhoneの設定は完了になります。
古いiPhoneを子供用携帯に使うメリット
スマホを子どもに持たせたい親御さんにとって、新品のスマホを持たせるにはちょっと考えてしまいますよね?
正直、新品スマホはお値段高いのよね。
それだけじゃないわ。スマホの故障も子供が多いのよ。
お子さんの年齢によりますが、小学生から中学生は、スマホの落下や水没などの故障の原因となる扱い方はほぼ避けられないでしょう。
スマホの故障原因の順位
スマホの故障の原因をアンケート調査したデータを参考にしましょう。
故障の原因上位3位
1位・ディスプレイ(ガラス部分)が割れた
2位・フリーズした
3位・電池の減りが著しく早くなった
(以下順位順)
いきなりシャットダウンした
電源が入らなくなった
動作が著しく遅くなった
端末が熱くなる
液晶が見えなくなった・暗くなった
再起動を繰り返す
充電ができなくなった(時間がかかる)
ネットにつながらなくなった
水没・浸水により使えなくなった
電池パックが膨張した
データが消えてしまった
参考:株式会社オークネットより
故障原因の年代別は、10代~30代がダントツ!
子供に新しいスマホを買っても、落下して破損してはちょっと困りますね。
SIMロックされている古いスマホを使う場合
格安SIMを使うお考えなら、SIMロック解除をする必要があります。
通常、古いiPhoneやアンドロイドはキャリア(ソフトバンク、au、ドコモ)から購入した場合、「SIMロック」されています。
一方、新しいiPhoneやアンドロイドは、SIMロック解除を自分でできるようになりました。
ところが、古いスマホはすでにSIM解約されているので、自分でSIMロック解除ができません。
その場合、キャリアのショップでSIMロック解除を依頼する方法があるのでご安心ください。
SIMロック解除については、各社が定めた規定と手続きがあるので確認してください。
- ソフトバンク>>>ソフトバンクSIMロック解除条件
- au>>>SIMロック解除のお手続き
- ドコモ>>>ドコモSIMロック解除お客様サポート
SIMロック解除する必要がない使い方
SIMロック解除が必要ない場合があります。
どういうこと?
SIMロックされているスマホが「Softbank」なら、「SoftbankのSIM」を使えばいいの。
え?それだけ?
もし、古いスマホが「どの携帯会社」のスマホだったか思い出せない、または分からないなら、スマホの「情報」で確かめることができます。
iPhoneの場合
情報の中に、「キャリア」と言う名称があります。
そこを確かめましょう。
携帯会社の名前が表示されています。
キャリア名「Softbank」「ドコモ」「KDDI または au」などの名前が表示されていますので確認してください。
そのキャリアのSIMを使えば、SIMロック解除をしなくていいのです。
アンドロイドの場合
アンドロイドも、同じくスマホの「情報」で確認できます。
アンドロイドは、メーカーによって「情報」を確認する手順が異なるので、スマホのメーカーのホームページなどで確認してください。
SIMフリー版はどのSIMでも使える
iPhoneを購入するとき、SIMフリー版であればSIMロック解除する必要がありません。
SIMフリーなら、どのSIMでも使うことができます。
「情報」の画面で、「キャリア」の名前があるかどうかで判断できます。
「キャリア」の名前が、softbank、au、docomoなどのキャリア会社名があれば、SIMロックされています。
「None」とか「Carrier 3.xxx」 などキャリア会社名が無いならSIMフリーです。
SIM契約どこがいい?
SIMを安く契約したいなら、現在契約しているSIM会社の「ファミリープラン」がいいでしょう。
または、有名な格安SIMもいいでしょう。
楽天モバイル
エキサイトモバイル
などは安心して契約できる有名店です。
SIMなしiPhone Apple ID 登録するしないで使い方がまったく違う
SIMなしiPhoneの初期設定ってどうすればいい?